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成
2
8
年
度
平 成28年 6月 23日
農
作
物
病
害
虫
秋田県病害虫防除所
ね ぎの べ と 病 が急 増
~
防除 の 徹底 で蔓 延 を防 止 しま しょ う
~
1 .現 在 まで の発 生状 況と 今後 の発 生予 想
1 ) 6 月 4 半 旬 に 行 っ た ね ぎ ( 夏 ど り ) の 巡 回 調 査 ( 全 県 1 0 地 点 ) に お け る べ と 病 の 発 病 株 率 は
9.0%( 平 年 3.1% ) で高 く 、平 年 を 大き く 上回 っ た (図 - 1) 。
2 ) 6 月 1 6 日 に 仙 台 管 区 気 象 台 か ら 発 表 さ れ た 東 北 地 方 1 か 月 予 報 に よ る と 、 東 北 日 本 海 側 の 降
水 量は 多 いと 予 報さ れ て いる 。
3 ) 以 上の こ と から 、 今後 、 べと 病 に よる 被 害 の増 加 が懸 念 され る 。
2 .防 除 対策
1 ) ほ 場 を よ く 見 回 り 、 発 病 状 況 の 把 握 に 努 め る 。 本 病 害 は 、 葉 が 黄 白 色 の ぼ や け た 退 色 病 斑 を
生 じ 、 灰 白 色 の 薄 い か び を 生 じ る 。 今 後 急 激 に 蔓 延 す る 可 能 性 が あ る た め 、 発 病 株 ( 図 - 2) を
確 認 し た 場 合 は 、 リ ド ミ ル ゴ ー ル ド M Z や ア ミ ス タ ー 2 0 フ ロ ア ブ ル の 治 療 効 果 の 高 い 薬 剤 を 散
布 する ( 表- 1) 。発 病 が 確認 さ れな い 場合 で も 予防 に 努 める ( 表- 1) 。
2 ) 薬 液に は 展 着剤 を 必ず 加 用し 、 葉 先か ら 株 元ま で 薬液 が 十分 付 着 する よ う に散 布 する 。
3 ) 分 類が K 、 R、 S 、U の 薬剤 は 、 耐性 菌 出 現回 避 のた め 連用 を 避 ける 。
4 ) 排 水不 良 は 発病 を 助長 す るの で 、 ほ場 の 排 水を 良 くす る 。
5 ) 過 剰施 肥 を 避け 、 適正 な 肥培 管 理 に努 め る 。
3 .資 料
図 -1 巡 回調 査に おけ る 発病 株率 の推 移( 夏ど り) 図 - 2 べ と 病 の 発 病 株
防 除 対 策 情 報
第 3 号
0 10 20 30
5.4 6.1 6.4 7.1 7.4 8.1 8.4
発
病
株
率
(
%
)
(月.半旬)
- 2
-【 問 合 せ 先 】
秋田 県 病 害虫 防 除所 ℡ 018-881-3660
秋田 県 農 業試 験 場 ℡ 018-881-3326
掲載 HP http://www.pref.akita.lg.jp/bojo/
表- 1 べと 病の 防除 薬剤
分類 農薬名 希釈倍数[散布液量] 使用時期 使用回数
各成分の 総使用回数
R・B リドミルゴールドMZ 1,000倍[100~300L/10a] 収穫30日前まで 3回以内 ア オ
ジマンダイセン水和剤 600倍[100~300L/10a] 収穫14日前まで 3回以内
ペンコゼブフロアブル 600倍[150~300L/10a] 収穫14日前まで 3回以内
B・K テーク水和剤 600倍[100~300L/10a] 収穫14日前まで 3回以内 ア イ
E ダコニール1000 1,000倍[100~300L/10a] 収穫14日前まで 3回以内 3回以内
U・A フェスティバルC水和剤 1,000倍[150~300L/10a] 収穫14日前まで 3回以内 ウ エ
U レーバスフロアブル 2,000倍[100~300L/10a] 収穫7日前まで 2回以内 2回以内
F アリエッティ水和剤 800倍[100~300L/10a] 収穫3日前まで 3回以内 3回以内
S アミスター20フロアブル
※
2,000倍[100~300L/10a] 収穫3日前まで 4回以内 4回以内
A:銅剤 B:有機硫黄剤 E:有機塩素剤 F:有機リン系剤 K:ステロール生合成阻害剤(EBI剤)
R:フェニルアミド系剤 S:QoI剤(ストロビルリン系剤) U:カルボン酸アミド剤(CAA剤)
ア:マンゼブ(3回以内) イ:シメコナゾール(3回以内) ウ:ジメトモルフ(3回以内) エ:銅(-)
オ:メタラキシル及びメタラキシルM(3回以内)
※アミスター20フロアブルは近接散布するとねぎを湾曲させる薬害を生じる場合があるので、散布間隔を2週間以上とる。